2012年12月20日木曜日

アーロン・ラムジーはアーセナル発展の中心である(再掲)

5人の若手の中で今後のアーセナルの浮沈をある意味で握っているとおもわれるラムジー。彼には否定的な意見も多くありますが、応援の意味も込めて過去に扱った記事を再掲させていただきます。デニウソンのようになってほしくはありません。頑張れラムジー。(以下は2011年12月31日に投稿したものです)

ramsey


10月のトッテナムとの対戦で2-1と破れた直後に、アーロン・ラムジーはもっとよくなれる、むしろならなければならないことを認めた。「僕はこれまでのところ、いくらか良いパフォーマンスをみせている。もう少し試合毎に安定する必要がある。」これは彼がノース・ロンドン・ダービーで同点弾を挙げたにも関わらず、多くの批判が集まった時のことだ。批判の1つにはラムジーのパスは不必要に野心的だとある。アーセナルというものを考慮すると、それは馬鹿げた論争と感じられるのだがアーセナルはまた近年最も厳しい時期を経験しているのだ。また一方で敗戦後、我々がチームは『いまだにアイデンティティを探している』と書いて以来、リーグ戦で8試合無敗を続けているのである。


8試合においてラムジーの役割は主にダークホース的なものである。それは中盤でミケル・アルテタとアレックス・ソングが極めて重要であり、ラムジーがそうではないということではない。彼は重要な貢献をしている。5-3で勝利したチェルシー戦を、ジェルヴィーニョを見つけ機転の効いた浮き玉パスを出す等素晴らしいパフォーマンスで終えたラムジーは、折しも「ゾーナルメーキングネット」でマイケル・コックスにある側面ではジャック・ウィルシャーよりも優れていると賞賛された。

Aaron-Ramsey
彼はヴェンゲル監督の駒でもある。ラムジーは試合前あるいはハーフタイム前に簡潔な指示を受ける。主な任務は相手チームの首根っこをつかむことで試合を制することだ。それが最初に見て取れたのはボルトン戦だ。ヴェンゲルは彼のスタミナの有効性を認めるとポジションを前に押し上げ、4-2-3-1に近い形にした。ウェールズ人はプレミアリーグにおいてピッチのほとんどの部分をカバーする。同じ戦略がトッテナム戦でもとられた。そこで彼は得点をあげマルセイユ戦では2ゴール目を挙げた。ひょっとすると知恵者にはラムジーのような若手が必要とするほどの説明は必要ないのかもしれないが、もう1度彼の役割を強調しておく。


この数試合アーロン・ラムジーは試合開始からより高い位置でプレイをしている。それにはいくつか理由があるかもしれない。アーセナルはシーズン当初の恐怖を克服し、試合の大勢を握れるのだという自信がある。けれども本質的にこれがヴェンゲル監督の好む配置なのである。3人のミッドフィルダーのうち1人を前に置く形が。だからフォーメーションは4-3-3と4-2-3-1を行ったり来たりする。ラムジーによって、ノーウィッチ戦の勝利で彼が行ったようにアーセナルはより高い位置でボールを得ることができる。昨シーズンのセスク・ファブレガスの「自由な」役割ではないが類似点はある。ラムジーのスルーパスは徐々に良くなっており、すべてのコンペティションで5つのアシストをしただけでなくまた5つのプレアシスト(実際のアシストの前のパス)をしている。ラムジーはまたしばしばロビン・ファン・ペルシよりも高い位置でプレスをかけ、1番始めに彼をバックアップしている。彼の任務は多くの機会でミッドフィルダーで最初のパサーをマークすることである。(モドリッチに対してしたように)
(ソース:●)

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