移籍のうわさ

ビジャをはじめとした移籍四方山話。

各種報道によるとアーセナルは31歳のストライカー、ダビド・ビジャに130万€の値段をつけたようです。ビジャはバルセロナで幸せとはいえず、移籍先を探しています。(●)

アーセナルは前バレンシア所属に暫くの間興味をもってきているが、バルセロナに交渉の意志があることを最近確認したにとどまっている。買取りオプション付のローン移籍がどの交渉クラブに対しても提案されている。

効力

獲得への道のりは険しいが、アーセナルにはビジャを追う際にいくつか有利な点がある。1つ目は2クラブの縁。マーク・オーフェルマルスからアレックス・ソングまで北ロンドンからカタルーニャに移籍した選手は8名いる。両クラブにはたとえ一方的にしろ曖昧なビジネスの関係がある。

さらにバルセロナの金払いの悪さがある。彼らはファブレガスとソングの移籍金と出来高払い負っているがまだ完済していない。アーセナルはこれを放棄して、ビジャの値段に充てようとするかもしれない。ビジャ自身は過去に移籍話が出た時にアーセナルへ感謝を示しており、興味をもっているとされる。

獲得の価値

ビジャは31歳で12月に32歳になる。骨折による長期離脱からの復帰後間もないし、旬も過ぎている。それでも彼はスペインの得点記録者だったころの輝きをもっているのだろうか？

ある点ではYesだ。俊敏性はそれほど怖くないし、スタミナは苦しい。だがオフザボール、ゴールへの嗅覚とフィニッシュは健在だ。

ダビド・ビジャはベンチを温めがちながらリーガで今シーズン5ゴールをあげている。彼はアーセナルが好むタイプのストライカーだ。ビジャは少なくともトップであと2年はやれるし彼の存在は他のストライカーに計り知れない助けとなるだろう。アーセナルにとって珍しい取引だが、もし実現すれば現在そして未来においてもとても役立つものになりうる。

アクア　(噂レベル：possibly true)

12月はじめに、我々はアーセナルがマイケル・エッシェン2世の異名をもつアフリエ・アクアという選手獲得に興味をもっているかもしれないと報告した。そして今日デーリーエクスプレスでその噂が記事になっており、アーセナルが同選手に対し900万€の値段をつけたとある。

アクアは現在パルマにローン加入中だが出場機会は限定されていて、パレルモの支配下ではあるけれど同選手を放出するつもりがあるとされる。アクアはスコットランドプレミアリーグGlentoranでのプレイ経験がある。

20歳のMFは高く評価されているが、紙面の記事には噂の出始めの頃と同じように情報元はない。アーセナルはアブー・ディアビが太ももの負傷による3ヶ月の離脱から練習に復帰したことだけでなく、フリンポンもまたローン期間を終えクラブに復帰したことを明かした。これらの事実はアーセナルが結局中盤のエリアを強化しないかもしれないことをほのめかしている。もちろん移籍市場が閉まると同時にディアビは残りのシーズンを欠場するだろうが。(●)

スニガ　(噂レベル：possibly true )

イタリアのウェブサイトTuttomercatowebによると、ナポリはアーセナルとウイングバックのジュアン・カミロ、スニガの移籍について話し合いをしているということだ。同サイトはこのニュースを不用意な失言をもとにスッパ抜いたと主張している。

現時点で情報がどれくらい信用に足るか判断することは不可能だけれど、まさに移籍期間にお誂え向きの新しい噂だ、。イタリアのサイトはうっかり漏らした人物の名をあげていないし、情報が漏れた時に彼らがどのように他社を出しぬいたかも分からない。翻訳機を利用した情報を元に私が伝えられるのは、クラブ間の話し合いが12月のWyScout conference で始まったのかもしれないということくらいだ。

スニガは2009年にナポリに加入、以来90試合に出場し４ゴール。右サイドの中盤でもプレイできる。27歳で2014年にナポリとの契約が切れる。彼が右サイドの選手であることを考慮すると、この移籍話が進むならばバカリ・サニャの契約延長はなくなるだろうことを意味するだろう。もちろん現段階では憶測の域を出ないもので、真実のほどを見分けることはできない。(●)