2013年1月4日金曜日

(opinion)アーセナルをやめたのは間違いだった

たられば的なとあるファンの意見。()

mistake

 

あけましておめでとうございます。この記事に目をとめてくれてありがとう。今日の表題をつけるのに少し苦労した。今日の内容にはいろいろな呼び方があると思ったから。もしあの人物の名に触れたら、全然読まれないだろうしね。案の中には「なぜユナイテッドはワンマンチームなのか」「ペルシは出ていくべきではなかった-その理由」「RvP、ユナイテッド移籍という大きな過ち」などなどがあった。それで考えた末にこのタイトルかって?ええと、君がどんな端末でこれを読んでいるにしろ、それを壊さずにすんだろう?よかった。僕達は「この人」については大人になれるさ。

今の順位表がどうであろうと、ペルシはアーセナルを去るという間違いを犯したと僕は思う。

league1

ペルシは最近彼がチャンピオンのチームでプレイしていると述べ、多くのグーナー達にはそれがひどく嫌な当てこすりのように感じられた。僕はこう言いたい。「ペルシ自身はチャンピオンだ。それは疑いようがない。だが彼はチャンピオンになれるかもしれないチームから同等のチームへと移籍したに過ぎない」と。昨シーズンアーセナルはペルシ頼みのワンマンチームになることで、中位でどん詰まりになるのを免れた。なるほどそれは本当のことかもしれない。でも僕達は今、彼なしでもなんとかやってきている。それにひきかえ今シーズンのユナイテッドは僕達が忌み嫌うあのオランダ人がいなければほんっとうに中位クラブになっているだろう。彼が去る前に述べたことだが、移籍はペルシ個人やチームにとっても愚行でアーセナルはユナイテッドの戦力に勝るとも劣らなかったし、新たな契約と彼の残留があればユナイテッドを軽く捻り潰しておそらくリーグを制覇しているだろう。

ペルシはそうは考えなかったんだろう、さもなければ彼の財布がそうじゃないと言ったか、彼の意志がどうであったかは分からないがグーナーの物の見方だと彼は国内で考えうる最悪に近いクラブへと移籍した。(1番最悪なのはスパーズ移籍だが)

僕が今書いているような文章にはたくさんの条件と異議を考慮すべきだが、物事を単純化するためにリーグ戦でペルシがいる時といない時にのみ目を向けてみた。もしもペルシのゴールとアシストを除いたならば、ユナイテッドは11位に後退するだろう。そう、11位だ。ユナイテッドはペルシ自身のゴールまたはペルシの起点あるいはアシストで24得点してきた。これが彼なしではユナイテッドが成功しない所以だ。

8月のフラム戦、ペルシなしのユナイテッドは2-2で勝ち点2を落とし、1週間後のサウサンプトン戦はハットトリックの3得点が全て消えるので2-0で敗れることになる。(1週間後のリバプール戦はペルシのPKがなくなるので1-1で引き分けることになる。PK自体はユナイテッドということもありおそらくペルシじゃなくても獲得していただろうから、セインツ戦のペルシがミスをしたPK分とバランスを取るためにも1点はカウントすることにした。)10月に進むと彼らは3-0ではなく2-0でニューカッスルに勝利(得失点差の重要さは11-12のシティが示したとおり)、13日後1得点2アシストがなくなるのでストーク戦は2-1で敗戦、似たような事態が続き2-1でチェルシー戦を落とす。アーセナル戦では2-1の勝利の代わりに1-1の引き分けが起こる。フェルマーレンのミスを押し込む人間がいないことになるからだ。7日後のヴィラ戦はアシストがなくなり2-2の引き分け。11月になり本拠オールドトラフォードでハマーズ相手に引き分け、12月のレディング戦は3-2で敗北ということになる。12月9日シティとは2-3勝利から2-2の引き分けへ。ペルシがいないとファギータイムの得点がなくなるから。点取り屋の不在で中旬のサンダーランド戦は1-1で引き分け、23日のスウォンジー戦は1-0で敗北、惨めなクリスマスを過ごすことになる。26日ボクシングデーのニューカッスル戦はエルナンデスのアディショナルタイム弾でなんとか引き分けることになる。新年を迎えるとユナイテッドの面々はペルシなしでも若干上向いてくる。彼の3得点とアシストなしになんとかウェストブロムウィッチ戦とウィガン戦を1-0で勝ちきる。貧相な得点力で得失点差を稼ぐことはできないにしてもだ。

league2

このシナリオではアーセナルはたった1ポイントしか恩恵がないが、ユナイテッドは27ポイントと24得点の損失になるだろう。それでも28得点はしているが、ペルシの16得点8アシストと彼なしに10回以上も逆転劇を演じ、多くの試合に勝利することが起こるとは考えにくいだろう。11勝は5敗6分けとなり、同様に1引き分けは1敗にかわる。ロビン・ファン・ペルシは今シーズンユナイテッドにとって超重要であり、スカッドに彼がいるかいないかは現在の首位と仮定の上での11位という違いを生み出している。繰り返しになるがアーセナルはペルシがユナイテッドにいなかったとしても1ポイントの恩恵しかない。思うにこれこそがアーセナルのチーム力なのだ。ペルシがいたら言うまでもないことだろう。

プレアシストやペルシのポジション、彼がボールを受けた時の他の選手の動きのように考慮すべきことはたくさんあるし、彼がユナイテッドに移籍していなかったらリーグ戦はどのようになっていたかを決めることはできない。しかしペルシなしにユナイテッドは現在の位置にはいないだろうと述べることは妥当だと僕は思う。100歩譲って得点と勝ち点の半分(12得点、13ポイント)を返すとしても勝ち点38、得失点差14の4位だ。アーセナルが1試合少なく、得失点差18-9だと1つ勝ちさえすればユナイテッドを上回るだろう。

このようなことはペルシがユナイテッドに出発する前に予言したことだ。僕は言った。ユナイテッドの面々は僕達より優れてはおらず、本当の違いになるのはペルシ自身と彼についてまわる数字だと。今振り返ると当たらずとも遠からずだと思う。下線部のシナリオでは両チームにペルシがいない場合、アーセナルは1試合消化が少ない状態で3ポイント差の5位、得失点差では上回り、ユナイテッドより優れた守備と同等以上の攻撃力を有している。

僕はペルシがいるアーセナルがより良くなっていただろうとは言えない。なぜならば僕達のゴールは多くの選手が関わっているからだ。これまでの得点者がペルシがいてもゴールをあげ、ペルシもまたゴールしアシストをするなんて一体誰が言えるだろう。しかしだ。ユナイテッドがペルシによって勝ち点と得点の半分を得ているのならば、僕達もまた同じ分を得ることができるはずだ。それはつまり52得点、48ポイント、得失点差31で1試合未消化の首位を意味する。ペルシがいる現在のユナイテッドの勝ち点51とわずか1ポイントの差(未消化分を勝利と仮定)しかないのだ。こんな条件と異議にも関わらず、それでもユナイテッドは首位でペルシはアーセナルにいるよりもリーグ制覇のチャンスはあるだろう。それでも僕は彼が間違いを犯したと感じるし、彼自身も後年振り返って間違いとみなすかもしれない。

手の内を明かそうか。僕は今年ユナイテッドがリーグ優勝するとは思わない。守備がダメだから。確かに彼らの攻撃は時として素晴らしい。けれどアーセナルが過去に代償を支払ったように、素晴らしい攻撃は必ずしも守備の失態を救わない。今年はチェルシーかシティが優勝するだろう。内なる僕のリトルボーイが「アーセナルもついていくことができる」とは言っているけれど、おそらく起きそうにないことだ。ユナイテッドは優勝できないにしてもアーセナルよりかろうじて上の順位で終わるだろう。その時ペルシはユナイテッドがタイトル獲得により良いクラブではなく、アーセナルで違いを生み出せたのではと気づくのかもしれない。後年振り返って、もしも残留しアーセナルの優勝の一助になっていたら、無冠のチームにトロフィーをもたらしたキャプテンとしてレジェンドになり引退したかもしれないと。

ユナイテッドで1つ2つのトロフィーを得るかもしれない。でも彼は決してそこではレジェントにはならない。良くて数シーズン好調の一因となった選手、アーセナルから強奪した誰か程度の扱いだろう。

とはいえペルシの居場所はもうアーセナルのどこにもなく、現在のスカッドでタイトルをもたらす誰かが次のレジェンドになるだろうし、それは遠くない将来に期待していることだ。

 

k:計算すごいですね(小並感)

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