2012年12月27日木曜日

コクラン、よく成長し虎視眈々とスタメンを狙う

1月の補強が話題によく上りますが、この人の存在も見逃せないと思うわけです。()

coquielin

 

アーセナルがどちらかというと短い解雇通知でもって、今夏アレックス・ソングのバルセロナへの移籍希望を叶えた時、多くの人は次のような思いをもった。いったいどこからカメルーン人の守備的役割を担う中盤を調達するのか、と。

 

その思いと裏腹にアーセン・ベンゲルは中盤の守備にミケル・アルテタを予想に反して起用した。スペイン人はボールポゼッションという観点、彼自身のユーティリティ性からチームに非常に貢献しているけれど、シーズンも中盤に突入した今相手チームがアーセナル中盤からボールをカットし、頻繁に見事な攻撃を仕掛けてくるのをみるとアルテタが守備的ポジションに最も自然にフィットしているとは言えないというのが無難だ。

 

その役割により慣れているプレイヤーがフランシス・コクランだ。今シーズン地味ながら着実に成長し、プレミアリーグやチャンピオンズ・リーグで何度かレギュラーとして、キャピタルワンカップでは3試合全てでスタメン出場をした若きフランス人である。

 

それは1年少し前、出場機会の少なさからクラブを去ることをほのめかしていた彼にとって転換期である。ベンゲルはフランスU21代表に残留するよう説得した。コクランは試合においてタックルやボール供給の成熟したセンスを発揮しつつあり彼は今のところ(残留についての)利益を得た。例えば驚くべきことに控えとして挑んだブラッドフォード戦において、他の年長の選手たちが試合で冴えない時に彼は途中交代として活躍した。いまだ試合中に粗はあるし、彼はプレスの強いポジションでは時折しくじることがある。しかし昨シーズン1stチームに昇格後の改善は明白である。彼はエマニエル・フリンポンと長らく競争関係にある。両者とも危機をつぶす才能はあるが、コクランのパスセンスはフリンポンに勝っている。

 

1stチームで初期に試合出場した時、その多くは右サイドバックとしてだった。彼の好む中央のポジションとは大きくかけ離れていた。彼は中央でやる才能をもち、2008年のバーネット戦で守備的MFとしてデビューした。4年半経った21歳は2シーズン前のロリアンへのローン移籍で非常に多くの利益を得て、エミレーツスタジアムでかつてのソングの役割に挑戦する用意ができているようにみえる。

 

k:サイドバックから守備的MFとして開花というとフラミニが浮かびます。頑張れコクラン

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