アイスフェルド：ドイツにプレーメーカーが増える理由

CL本戦最初の相手はブンデスリーガの強豪、バイエルン・ミュンヘンに決まりました。現在のチーム力を考えると非常に手強い相手です。また今年はバイエルンだけでなくドルトムント、シャルケといったドイツ勢の躍進が目につきます。ドイツ生まれの若手トマス・アイスフェルドがこの状況について語ってくれました。(●)

 

 

アイスフェルドは近年の多くの才能あるドイツ人プレーメーカーの躍進の裏に練習方法の変化があると信じています。チャンピオンズリーグのレベルに匹敵もしくは抜きん出る前にマリオ・ゲッツェ(20歳)、メスト・エジル(24歳)、マルコ・ルイス（２３歳）、Julian Draxler(19歳)と、全員がドイツアカデミーで育ちました。アイスフェルドは彼ら4人の成功に刺激を受けたことを認め、練習で技術に焦点を当て高めることによって彼らが潜在能力を最大限に伸ばしたと思っています。Arsenal Playerで伝えました。

 

アイスフェルド　　「僕が思うに彼らの台頭はドイツユースに大いに関係があると思う。というのもそこでは多くのハードワークがなされるからだ。ドイツ時代のことを覚えているよ。僕たちはボールを使ってたくさんの練習をした。多分それまでのドイツとは違っていたと思う。かつてはポゼッションのためのタックルや戦いを強調していたから。今はパスやドリブル、技術的な能力に重みがおかれている。

彼ら4人はみな崇高な選手たちだ。僕は試合を通じて彼らから多くを学べるだろうしそうするつもりだよ。学びたいね。特にゲッツェは僕にとって素晴らしい選手だ。20歳で世界最高の選手の1人だ。彼はすでにワールドクラスだけどキャリアを積んでいけば世界で10番に入るだろうね。」

アイスフェルドはドルトムントのユースチームで同じ時期がありました。